木造住宅耐震補強専門

TEL:0280−32−0810
〒306-0013 茨城県古河市東本町1-22-26
                友愛コーポ UIプラザ2階

大島一級建築士事務所

耐震補強工事
さまざまな補強案の中からお客様の予算などご要望に合わせた
適正な工事を行います。

耐震診断でご自宅の耐震強度を確認した後、プロの耐震診断士が補強個所や御予算など、お客様の要望に合わせた設計をします。ご自宅の状況により補強方法は様々あり、その中から適正な工事を行います。 耐震診断で補強個所を明確にし、無駄な工事費がかからないようにいたします。

耐震補強施工例

リフォーム例

基礎

壁

下がり壁

床下

天井・床

柱

屋根

耐震補強リフォーム実例 1

【建築物概要】
  • 竣工年:昭和42年
  • 建築構造:木造2階建(伝統的構法)
  • 延面積:157m2(47.39坪)
  • 所在地:茨城県古河市 N邸

建物外観写真

Before

施工前図面

補強前:上部構造評点「0.24」

After

施工後図面

補強後:上部構造評点「1.09」

関東大震災(M7.9:震度6強)の揺れに耐える耐震強度になった。

主な補強箇所

基礎の補強写真

基礎の補強

天井の補強写真

天井の補強

耐力壁の設置写真

耐力壁の設置

各種金物の設置写真

各種金物の設置

請負料金

下記料金は工事当時の消費税率5%で計算されています。現在は消費税率8%になります。

【耐震補強工事に関わった床面積:89.44u(27坪)  工事期間:40日】

  • 耐震補強リフォーム設計料:345,870円(12,810円/坪)
  • 監理・現場技術指導料:134,400円(3,360円/日)
  • 工事費用:約300万円

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耐震補強リフォーム実例 2

【建築物概要】
  • 竣工年:平成元年
  • 建築構造:木造2階建(従来軸組構法)
  • 延面積:104.74m2(31.62坪)
  • 所在地:栃木県野木町 T邸

建物外観写真

Before

施工前図面

補強前:上部構造評点「0.68」

After

施工後図面

補強後:上部構造評点「1.11」

関東大震災(M7.9:震度6強)の揺れに耐える耐震強度になった。

主な補強箇所

基礎の補強写真

基礎の補強と新規基礎設置

天井の補強写真

天井の補強

耐力壁の設置写真

耐力壁の設置

各種金物の設置写真

各種金物の設置

請負料金

下記料金は工事当時の消費税率5%で計算されています。現在は消費税率8%になります。

【耐震補強工事に関わった床面積:79.49m2(274坪)  工事期間:30日】

  • 耐震補強リフォーム設計料:307,440円(12,810円/坪)
  • 監理・現場技術指導料:10,800円(3,360円/日)
  • 工事費用:約230万円

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施工実例【基礎】

基礎に鉄筋が入っていなかったり、幅が狭い場合、新たに鉄筋の入った基礎をまわりに作り補強します。基礎・土台・柱をつなぐ金物も設置。

骨組み作成の写真

骨組み作成

既存の基礎のまわりに鉄筋を設置。
異形鉄筋D10(表面に凹凸のある直径10mmの鉄筋)を使用

骨組み作成の写真

骨組み作成

地震により基礎と土台、土台と柱が離れないように「ホールダウン金物」で3つをしっかり緊結。

コンクリート打ちの写真

コンクリート打ち

基礎の型枠を組み、コンクリートを流し込む。コンクリート本来の強度をしっかり出すために、最低2週間養生

完成写真

完成

家を一番下から支える重要な基礎を強化することができた。

※実例の一部です。この他にもさまざまな耐震補強方法があります。

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施工実例【壁】

地震の揺れを受ける重要な壁は、「筋かい」「金物」「構造用合板」により
揺れに耐える「耐力壁」にする。

補強前壁写真

補強前の何もない壁

断熱材は入っているが、間柱(柱の間にある細い柱)しかなく
耐力的に不安がある。

筋かいの設置後の写真

筋かいの設置

壁の対角を結ぶ斜めの部材「筋かい」を設置。
さらに、柱・筋かい・土台(梁)の3つを金物で緊結。

構造用合板の設置後の写真

構造用合板の設置

最後に構造用合板(厚 15mm)をしっかり釘打ちして完成。

※実例の一部です。この他にもさまざまな耐震補強方法があります。

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施工実例【下がり壁】

出入り口や通路があり、新しく耐震壁を作れない場合、その上の「下がり壁」を補強します。

補強前写真

補強前

補強前は下がり壁の枠以外何もない状態

木材・金物の設置後の写真

木材・金物の設置

新たに梁を設置し、さらに柱と梁を斜めに繋ぐ「方杖」を設置。
各接合部を補強金物で緊結する。

構造用合板の設置後の写真

構造用合板の設置

下地板に構造用合板(厚 12mm)を打ち付け、下がり壁を強固にする。

完成後の写真

完成

仕上げのクロスを貼り完成。見た目は元と変わらないが、中は耐力壁として補強された下がり壁になった。

※実例の一部です。この他にもさまざまな耐震補強方法があります。

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施工実例【床下】

床組(床を支える構造部分)に補強部材がない場合、金物や木材で補強。
また、古い部材は交換、防蟻・防腐処理を施す。

補強前床下写真

補強前の何もない床下

床束(床を支える短い柱)同士を結ぶ木材である「根がらみ貫」がないため、地震による揺れで床束と束石がずれている。

木材の交換写真

新しい木材への交換

既存の木材の中で腐ったり痛みの激しいものは新しい木材と交換する。

補強部材の設置写真

補強部材の設置

大引きと床束、床束と束石が離れないように「かすがい」と「根がらみ貫(ねがらみぬき)」で緊結。

補強完成写真

完成

床下全てに防蟻・防腐処理を施して完成。

※実例の一部です。この他にもさまざまな耐震補強方法があります。

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施工実例【天井】

地震による水平方向からの横揺れを防ぐために、天井も補強します

天井の補強前写真

天井の補強

1階天井は2階が乗っているため、弱い部分は新しい梁と水平方向からの揺れを防ぐ「火打(ひうち)金物」で補強。

完成後の写真

完成

天井板を張り完成。壁や床と同じように、見た目は補強前と変わらないが、補強により横揺れに対して揺れにくくなった。

施工実例【床】

地震による水平方向からの横揺れを防ぐために、床も補強します

床の補強写真

床の補強

床も天井と同様に、横揺れを防ぐために「火打金物」を設置。

断熱材設置後の写真

断熱材

耐震とは直接関係ないが、床の工事の際に断熱材も一緒に設置すると熱効率も良くなり、費用も安く済みます。

床の補強後の写真

床の補強

火打金物・断熱材の設置の後は構造用合板を張り、床をさらに強固にします。

※実例の一部です。この他にもさまざまな耐震補強方法があります。

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施工実例【柱】

1階と2階の柱が別々に設置されている箇所は、その2つを金物で緊結し強固にします。

補強前柱写真

補強前

1階柱・梁・2階柱は「ほぞ」(凹凸)ではめ込まれているだけで、補強金物が全く使用されていない。

ホールダウン金物設置後の写真

1階柱・梁・2階の緊結

梁から柱が抜けるのを防ぐことと、1階と2階別々の揺れ方による被害拡大を防ぐために、「ホールダウン金物」で緊結。

全体の拡大写真

拡大(全体)

1階柱・梁・2階柱
この3つをしっかり緊結することが大事です。

全体の拡大写真

拡大(上部)

既定のビスを使用し、地震の揺れでホールダウン金物自体が柱から抜けないようにしっかり固定します。

全体の拡大写真

拡大(下部)

左の写真のように柱だけの場合はボルトを貫通させて固定します。
また、柱同士を繋ぐときは梁も一緒に緊結します。

※実例の一部です。この他にもさまざまな耐震補強方法があります。

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施工実例【屋根】

床組(床を支える構造部分)に補強部材がない場合、金物や木材で補強。
また、古い部材は交換、防蟻・防腐処理を施す。

補強前屋根裏写真

補強前の何もない屋根裏

昔建てられた家の屋根は、角材や丸太を組み上げただけの作りが多く、瓦が非常に重いので地震での倒壊の危険度が高い。

補強金物の設置後の写真

補強金物の設置

梁や梁を支える小屋束を「かすがい」で緊結。
これだけでも、揺れによる危険度を下げることができる。

※実例の一部です。この他にもさまざまな耐震補強方法があります。

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